支笏湖畔へと向かう道すがら見えるのは
ちょっと頂上に歪な突起を確認できる恵庭岳。
この頂上が見えると、恵庭岳だとすぐにわかるよね。
湖面がキラキラと反射し、霞むように見える恵庭岳。
左に樽前山、右手前に風不死岳が見える。
ここは支笏湖の道路沿いからの景色である。
樽前山も風不死岳もカルデラ火山。
樽前山が褐色なのに対し、風不死岳は緑に覆われているのがわかる。
樽前山は約９０００年前に形成された後カルデラ火山になったらしく
今でも噴煙が確認できるが、この日はここからでは見えなかった。
もう少し回り込むと見えるけど、私はここからの眺めがお気に入り。
風不死岳の山麓には幅が狭く、深い峡谷がいくつもあり
そのひとつに苔の洞門がある。
この苔の洞門へは私が中学の頃に１度だけ遠足で入ったことがあった。
とても巨大な壁、巨大な岩に緑の美しい苔が印象的で
どこか神聖な雰囲気すら感じられた記憶が今も私の中に残っている。
雨上がりの空を見上げた
雲間から太陽がぼんやりと現れたが、もうかなり太陽は傾いてしまっていた
それでもじわりと、汗が滲む・・太陽の存在を感じた
夕方と呼ばれる時刻まで、ほんの数時間・・・
網走市街から能取岬へ向かう途中に見えてくるのが二ツ岩です。
この日はとても穏やかだったのか、波ひとつたたず
カモメの鳴き声を聞きながら通る道路での１枚。
自然の創り出す作品に、私はいつも見入ってしまうのだ。
（撮影日 2009.07.05）